相席屋に行ったら後輩がアムウェイに勧誘された話その①
東京渋谷。大都会の真ん中で東京1年目の純粋ボーイがアムウェイ初勧誘を受けた話。
純粋ボーイのスペック
- 北海道出身、東京1年目
- 23歳
- 今時オシャレ系男子
- 経験人数3人(自己申告)
- 彼女ナシ
- 仕事のやる気は無いが人懐っこく可愛がられるタイプ
- 可愛がられるタイプなので年上の綺麗なお姉さんの知り合いが多い
- お姉さんの知り合いが多いのでリア充っぽい
その①恵比寿編
とある金曜日、仕事が定時で終わったシャベルとボーイはたまには飯でも行くか〜という話に。
シャベル「肉くいて〜な!肉!ボーイどっか行きたいとこある?」
ボーイ「う〜ん……あ!シャベルさん恵比寿行こうよ恵比寿!!!」
シャベル「ん?恵比寿?いいけど行きたい店とかあんの?」
ボーイ「俺、恵比寿横丁行きたいっす!!!出会いたいっす!!」
【恵比寿横丁とは】
出会いに飢えた男女が集まるハプb…酒場の事である。恵比寿駅徒歩2分ぐらいのところにあり横丁の中には20軒ほどの飲食店が軒を連ねている。とにかく隣の人との距離が近いのですぐに他人と仲良くなれる。というかほぼみんなそれ目当てで来てる。
シャベル「お〜恵比寿横丁か〜…あそこ多分この時間混んでて席ないんじゃね?しかもあそこにいる女子って明らかに俺たちみたいな普通の会社員じゃなくてスーパーIT企業勤務高収入イケメンとか港区おじさんとか基本お金か見た目プラス何かを持ってる層をターゲットにしてるだろうし俺たち市場違くね?出会い求めてんならやめたh」
ボーイ「へぇ〜、そんな雰囲気なんですね〜。でもシャベルさん!諦めたらそこで試合終了ですよ!!!」
シャベル(うわ〜〜〜出た出た出た出たメソッドオブドウテイ。諦めるも何も戦略も練らずに出会いを求めに行っても待ち受けているのは完全なる敗北じゃん…??しかも競合の見極めと女の子の需要を無視アンド理解できてないのがかなり致命的じゃね…?ボーイもしかしてプレデターと戦うのに武器持って行かない系男子??もしかして東京のど真ん中で運命なんて言葉使う気ないよね??)「え〜、、出会いたいんだったら出会い系アプリでもやれよ〜。お金もそんなにかかんないしプロフィール設定するから需給マッチしやすいじゃん。今日すぐ出会えるってわけには行かないだろうけど」
ボーイ「いや!僕は今日出会いたいんです!!まぁとにかく行ってみましょう!!ダメだったらどこか別のとこ行けばいいですし!!」
シャベル「…あぁ…今日じゃないとダメなんだな…てかすげぇ飢えてんな…でもまぁたしかに確率はゼロじゃないしな、たまにはいってみるか〜。でも座れなかったら即違うとこ行くぞ」(ていうかそのやる気を仕事で出せよ!!!そして俺の希望肉は完全無視かよ!!!)
ボーイ「了解です!☆」
という訳で少しの期待を胸に抱いて恵比寿横丁へ行くことに。
…が、予想通り座れず。
シャベル「…ほらな、さぁ出るぞ。」
ボーイ「混んでますねぇ…待ちましょうか…」
シャベル「は!?さっき座れなかったら出る言うたやん〜!!無理無理無理無理!!!お腹空いたし見てみろよこの待ちの人数!とりあえず一回なんか食べに行くぞ!」
ボーイ「ん〜でもそこらへん空きそうじゃないですか?」
シャベル「いやいやいやいや、お前さっき了解です〜!とか言ってたじゃん!!!ほら行くぞ!!」
上記のやりとりを5往復ぐらいした後、ようやくボーイが折れて恵比寿にある焼肉屋に入ることに。
だがそこでもボーイの出会いに対する情熱の炎は鎮火せず。目の前の七輪より熱かった。
ボーイ「シャベルさん、焼肉食べたらもう一度横丁行きましょう!」
シャベル(こいつまだ諦めてなかったのか…)「え〜、食べ終わっても21時前じゃん。。席空いてねぇよ、むしろもっと混んでるよ!!今日は諦めよ?ほら肉焼いてやっから。」
ボーイ「…いやいやいや、何を言ってるんですか?席なんか待ってればいつか空くんですよ?1時間待って可愛い子とお話しできるんだったらそのぐらい我慢しましょうよ!」
シャベル「いや待って。よく考えてくれ。もし座れたとしても可愛い子のそばに座れるという保証はないし、そもそも女の子が必ずそばに座るってシステムじゃなくね?もし座って周りみんなおっさんてことになったらどうすんの? 」
ボーイ「あぁ…確かに…それ全然考えてなかったです。。」
シャベル「だろ〜!?だったら隣の渋谷でも行ってナンパした方が効率的だしそうしろよ!!」
ボーイ「いや〜ナンパとかできないですし、そもそもやったことないっすよ。シャベルさんできるんですか?」
シャベル「いやお前よくそれで恵比寿横丁行きたいです!とか言ったな。恵比寿横丁だって基本的に自分から話しかけないと出会いもクソもなくね?もしかしてお前席が近いからワンチャン向こうから話しかけてくれるとでも思ったの?ないわ〜。ないわ〜。ちなみに俺は言い出しっぺじゃないから話しかけないし今恋愛低体温期でポジティブな思考してないからナンパで声かけて無視されただけで心がポキっといくと思う(逃)」
ボーイ「…なるほど。。では、相席屋はどうでしょう??」
【相席屋とは】
出会える居酒屋。大学生から酔っ払いのおじさんまでいる空間。
同性のグループで行くと異性のいるテーブルに案内されてそこで仲良く飲み会が始まる。
男性1時間3000円、女性無料みたいな料金設定のところが多いらしい。
女性無料なので質の悪い女が多いらしい。
シャベル「あ〜…相席屋かぁ。。前行ったことあるけど明らかにタダメシ食いにきてるヤツに当たったことあるぞ…」
ボーイ「へぇ〜まぁそういう人もいそうですよね〜。女の人無料だし。でもまぁ女の子と絶対話せるわけですしとりあえず行ってみません?」
シャベル「ん〜…わかった。(もうなんでもいいやwwこのままだと絶対帰れなくなるし相席屋で変なヤツに会えたらネタにもなるしw)じゃあ1時間だけな。なんかエロいことが起こるといいな!とりあえずタダメシ女じゃなかったらいいな!!!」
…
という訳でシャベルとボーイは相席屋に行くことに!続きは以下のリンクから!
ついにアムウェイ登場です!!